Friends Wine

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アメリカのコメディーがNBCで大流行したあとは、今年の真夏にワインの世界にもエキセントリックな流行が訪れる。コーラワイン、ポップコーンとワイン、ドリアンワイン、に続き缶入ワイン『the Friends Fun Wine in A Can Collection』の登場である。ワイン(飲料)は、南フランスで作られており、アルコール度数が6%と低め、外装は若者を意識し、鮮やかな彩りをまとい、”easy to drink” 飲みやすい、を前面に押し出している。

サングリア、モスカートが7月14日に発売開始。革新的、楽しみを打ち出した商品は、フロリダとテキサスで今年の始めにテストを行ったのち、今年の9月にはアメリカ中で販売開始予定。

味の種類は、モスカートとサングリアの2タイプ。モスカートはイチゴや桃の味をそもそも持っている。サングリアは、赤と白の二つのタイプがある。いずれも、柑橘類や赤や白い小さいフルーツの香りをつけ独自性を打ち出している。プロジェクトはこれにとどまらず、他のシリーズもこの先発売される予定。カベルネとメルローのブレンド、ソーヴィニヨンとシャルドネのブレンドなどで、この場合はアルコール度数は12%。

“Friends”は、”毎日飲むもの”として位置づけられており、そして、ビールやワインの愛好家に対し、新しい味でさらに訴えかける。Friendsのミッションは、ヨーロッパのスタイルとアメリカの”飲む”という感覚を融合させ、ワインをボトルではなく、缶入にすることで、「食べ物と合わせる」というシーンにだけでなく、より軽いものをつまみながら飲む、というスタイルを打ち出す事。

Scotch_Whisky_Single_Grainこのようなタイプの商品がうみだされるのは、初めてではない。2006年には、パリスヒルトンがイメージとなったプロセッコが発売されていた。プロセッコは今は世界規模でひろがっている。それから、缶入のスコッチウィスキーもある。シングルグレーンスコッチウィスキー3年熟成(熟成は缶で、ではなく!)。2012年の始めに、様々な議論を沸かせながら市場に投入された。現在も販売されている。先々、アマローネやタウラージ、ブルネロ、シャンボールミュジニーが缶入で発売されないと誰が言えるだろう….

AIS Italia Devinsより

 

 

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