Nasce Degustatore ufficiale giapponese!!

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AIS(イタリアソムリエ協会)ではソムリエの資格の他に、この分野の勉強を深めている人々のためにさらにステップアップの出来る道が用意されている。

その道とは、ソムリエ資格の上に存在する資格を目指しながら自身の経験と知識を得ていく事になるのだが、その資格のまず最初のステップとなるのが「Degustatore ufficiale/公式テイスター」である。

イタリアソムリエ協会認定ソムリエ資格そのものがすでに「国家資格」である。
このAISソムリエ養成コースにおいて講師を行うためには「講師資格」が必要で、この講師資格を受けるために「Degustatore ufficiale」は必須。これらのシステムがある御陰で、AISのコースのレベルが保たれていると言えるであろう。

現時点で日本人AISソムリエで公式テイスターの資格を持つのは、今回取得をした亀山絵美氏を含み3名。年に数回開催されるこの試験は、人数限定の完全事前予約制でセミナーが開催され、その翌日に筆記及びテイスティングの試験が行われる。試験はすべてイタリア語で行われ、合格率は20%と言われている。

今後AIS JAPANでは既にソムリエの資格を取得した日本人AISソムリエに向けてこの資格を受験できるようその準備に既に取りかかっている。このDegustatore ufficiale / 公式テイスターを取得することにより、最高の知識・経験レベルを保つ日本人ソムリエとして認定を受け、その後AIS認定ソムリエ養成コースのなかで、講師として活躍する道も拓けてくる。

また、このようにイタリアワインのスペシャリスト「イタリアソムリエ協会認定ソムリエ」を目指すコースもイタリアで開催されている。
イタリア語でのコースはイタリア全土の各支部において常時開催され、日本語サポートを受けながらのコースはAIS JAPANも協力の下、Accademia dei viniにより年3回開催されている。

興味をお持ちの方は club@aisjapan.it まで。

Degustatore ufficialeの規定については下記を参考に。(http://www.sommelier.it/esami.asp)

<日本語訳>
AIS認定のDegustatore ufficiale / 公式テイスターは、特別セミナーを受講後試験に合格した者に与えられる資格である。(定款:art 5/A参照)

Degustatore ufficiale/公式テイスターの試験概要

受験者は特別セミナー及び受験時は必ずAISの制服を着用の事とする。

筆記試験:試験時間60分。試験問題90問(30:V/F, 30:選択問題、30:記述問題)
筆記試験での受験者に求められる知識:ブドウ栽培学及び醸造学(すべてのワインタイプにおいての醸造法も含む)、その他ワイン以外のアルコールにおいての知識、テイスティングにおける概論及び知識。

口頭試問:試験管の前でテイスティングを行う。
その際に必要な知識及び技能:AIS方式のテイスティングテクニックを使ったワインの観察及び表現能力。ワインのクオリティーを判断する能力(点数判定を行う)。テイスティング時の立ち居振る舞い(自信を持って落ち着いた判断をしているかどうか)。casino onlinecasino onlinecasino onlinecasino online

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